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地球・絵手紙ネットグループ 木下 誠

<第7話 私流のヘタな描き方>

 ○ 本物をよーく見て描きます。お手本を見て描く事はしません。お手本を見て描くと形は上手く描けますが、自分の心が出てきません。本物をよーく見て描くと形がヘタでも自分の心や感動という味が必ず出てきます。描く本物(素材)は身近なもの(野菜・四季の花・果物・静物そして風景など)を何でも描きます。

 ○ 「感じてから」描き始めます。本物をよく見ていると、何か私の感覚・心に響いてくるものがあります。「おもしろい形だな」「いい色だな」「旨そうだな」「奇麗だな」と。例えば、リンゴを見て、ただ漠然と「リンゴは赤くて丸い」と描き始めないことです。既成概念でなく「表面だけでなく中身の味、実の固さ」まで見るつもりで。

 ○ それから描き始めます。基本は鉛筆を使って下描きをします。慣れてきたら色々な筆記用具(→描き方のページ参照)走りすぎの線は心・気持ちが入りません。

 ○ 描く紙は、葉書大1号の小さい紙ですから始めたばかりの人は戸惑います。そんな人には「楽しい絵手紙にするには、下描きは大きく、紙からはみ出るくらいに描くとよいでしょう」とアドバイスしています。「大きくとは、実物大かそれ以上に大きく」です。小さくコチョコチョ描くよりも、大きく伸び伸び描くことです。

 ○ [彩色のコツ]使用した葉書の紙質によって彩色の方法は異なりますが、最初から濃く塗らないことです。最初は薄く塗って、乾かしながら様子を見ます。本物をよく見ると、光っているところ、明るいところ、暗いところがあります。よく見たら、濃いところ暗いところを塗っていきます。下絵の線からはみ出しても、あるいは塗り残して白いところがあっても、気にすることはありません。そして、「自分の描きたかった絵の気持ちにぴったりの彩色だ」と思えたら彩色は終わりです。

 ○ 絵が描けたら手紙として文章を書きます。文章の書き方は既に述べました。その時々の自分の心を伝える言葉・文章を思い出して書きましょう。

 ○ 最後に雅印を押して完成です。サインでも構いません。全体のバランスを考えて押印します。

地球・絵手紙絵ネットグループ会報 「絵てがみの心」より抜粋(無断転載を禁じます)

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